同時通訳に感動
去る11月16日、東京四谷の司法書士会館で行われた「日韓学術交流研究会」に参加してきました。
日本の司法書士と韓国の法務士の合同会議で、ここ数年毎年開催されています。
私は今回、傍聴人として初めて会議に参加させていただきました。
司法書士と法務士は互いによく似た職業であり、抱える課題や悩みにも共通する点が多いことから、それぞれの立場からの報告と、それを受けての質疑応答は、司法書士である私にはとても参考になる内容でした。
ところで今回、会議の内容以上に私が感動したのは、実は同時通訳の方の仕事ぶりでした。
事前に準備された原稿をもとに通訳するだけではなく、その場でランダムに述べられる質問や、それに対する回答についても、発言者の発言を影のように追いかけながら、冷静に、かつ正確に通訳していく技術には心底驚かされました。
しかも、発言の内容は司法書士である私にとっても難しく感じるような、極めて専門的なものであり、それを通訳するのは、同時通訳でないとしても、それ自体が難易度の高い作業であると思われますが、それを同時に、すらすらとスピーディーに通訳していく姿は圧巻でした。
私も韓国語を勉強している同じ人間として、あの方たちに少しでも近づけるように、がんばって勉強しようと思いました。
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